夜の部屋が前より落ち着いて見える日があります。
灯りを弱めて過ごすだけで、その日の終わり方が少し変わります。
昔の夜との違いを思いながら、今の自分に合う過ごし方について書きました。
夜の部屋が、前より落ち着いて見える日があります。
灯りを弱くすると、部屋の空気がゆるく変わります。
夫と暮らしていた頃の夜は、今とは少し違いました。
テレビの音がついていたり、
それぞれがスマホを見ながら過ごす時間が長かったと思います。
私がたくさん話す日もあって、
返事が少ないと気持ちがふっと下がったり、
落ち着かないまま終わる夜もありました。
にぎやかではないのに、自分の調子が定まらない感じが残ることが多かった気がします。
今の夜は、家の中の音がほとんどありません。
灯りの下で過ごす時間が増えました。
その日のことを思い返したり、
夫のことをゆるく思い浮かべたりしているうちに、
気分がすっと静まっていく日があります。
何をするでもなく過ごしているだけなのに、
自分の調子が自然に戻っていく瞬間があります。
気分が動きすぎない夜があると、一日の終わりをそのまま受け取れます。
前より夜が重くなくなりました。
次の日に向かう気持ちも、軽いまま残ります。
いつからこうなったのかはよくわかりませんが、
いまの暮らしには、この過ごし方が合っているように思います。
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