ひとりで遠くへ出かけたあと、家のドアを開けた瞬間に
「あぁ、戻ってきたな」と感じることがあります。
母がいつものように生活している様子や、
出かける前と何も変わらない自分の部屋。
その“変わらなさ”が、思っている以上に私を安心させてくれます。
今日はその気持ちを、少しだけ書いてみました。
ひとりで遠くへ出かけて、帰ってきた日のことです。
家のドアを開けた瞬間に、思っていた以上の安心がふっと戻ってきました。
母がいつものように家の中で過ごしている気配があって、
それだけで「帰ってきたな」と感じました。
特に大きな会話があるわけでもないけれど、
いつも通りの生活が続いていることが落ち着きをくれます。
自分の部屋に入ると、出かける前と何も変わっていません。
静かで、散らかってもいなくて、
「ここに戻れば大丈夫」と思える場所がそのまま残っていました。
旅先では、知らない景色や初めての体験が続いて、
どこか夢の中にいるような感覚になることがあります。
その分、家に戻ったときの落差が大きくて、
日常にスッと体が馴染んでいく感じが心地よく思えます。
母がいつも通りに生活していること。
自分の部屋がそのまま待っていてくれること。
その“変わらなさ”が、ひとりで動くようになった今の私には
とてもありがたいものに感じられます。
出かけることも楽しいけれど、
帰ってきてほっとできる場所があることが、
思っている以上に力になっている気がします。
そんなことを、ふと実感した日の記録です。
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