夫と一緒に暮らしていた頃は、
生活リズムや家の使い方の小さな違いに、
気づかないところで疲れていたのかもしれません。
離れて暮らすようになってから、
そうした細かなストレスが少しずつ減り、
気持ちが前より落ち着いてきたと感じています。
その変化を、自分なりに振り返ってみた話です。
夫と離れて暮らすようになってから、
自分でも驚くほど気持ちが揺れにくくなりました。
一緒に暮らしていた頃の私は、
気を遣うところもあったし、
逆にズバッと言いすぎてしまうこともあって、
そのあとに「少し強かったかな…」と
自分にモヤモヤすることもありました。
大きな不満があったわけではないけれど、
洗面台の使い方や共有スペースのほんの小さな癖、
寝ている時の音や生活リズムの違いなど、
ちいさな差が少しずつ負担になっていたのだと思います。
離れて暮らすようになって、
その“小さな揺れ”が自然と消えていきました。
自分のリズムで動けて、
静かに過ごせる時間があって、
誰にも合わせなくていい日々が続くと、
気持ちがまっすぐ自分に戻ってくる感覚があります。
夫との関係が悪くなったわけではありません。
むしろ、距離がある今の方が、
余計な気負いや細かいストレスから離れ、
落ち着いて向き合えるようになった気がします。
いろんなことを“どうにかしよう”と頑張っていた頃よりも、
そのままを受け取れる今のほうが心が軽い。
離れて暮らす形は特別に見えるかもしれないけれど、
私にとっては“気持ちが整っていった理由のひとつ”でもありました。
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