夫と離れて暮らす中で、
自分のペースに戻れる感覚が少しずつ広がってきました。
落ち着く場所が自分の中にできたと感じた日のことです。
前から、
落ち着いている時間が増えた、
というよりも、
戻れる場所ができたように感じることがあります。
何かあった日でも、
何もなかった日でも、
一日の終わりに、
自分の中に戻れる感じがあります。
誰かに合わせなくても、
気持ちの位置が定まる、
そんな感覚です。
以前は、
その位置が外にありました。
相手の反応や、
その場の空気に合わせて、
自分の調子を整えていたと思います。
それが悪かったわけではないけれど、
落ち着くまでに時間がかかることもありました。
離れて暮らすようになってから、
夫と予定をすり合わせなくても、
自分のペースで一日を終えられる日が増えました。
それが特別なことだとは、
しばらく気づいていませんでした。
いつの間にか、
一日の終わりだけでなく、
生活のいろいろな場面で、
同じ感覚を使うようになっていた気がします。
特別なことはしていません。
考えをまとめているわけでもなく、
何かを我慢している感じでもありません。
ただ、
無理に整えなくても、
戻れる場所がある、
それだけです。
この感覚が、
いつも同じようにあるわけではありません。
それでも、
戻れる場所があると知っていることが、
前より心強く感じられます。
